2009年10月31日

妖術使いの物語

読書の秋だというのに、書類ばかり書いているこのごろであります。

後期に入って「キャラクターの可能性」という授業のコーディネーターをしている。

日本文学・国語学・中国文学・比較文学の先生方にお願いして、オムニバス授業をするのだが、これが大好評である。この授業の発案は石橋博士(K先生)で、概説をお願いしたのだが、バカ受けしていた。その後もみなさんPPTを駆使して、熱気に満ちた講義を展開しているとのこと(TAからの情報)。

なにせ220名もの学生が詰めかけているのだからPPTは必要なのだろうが、実はまもなく担当の私、PPTを使ったことがない。今迷っているところだ。それはともかく、荒俣宏の『歌舞伎キャラクター事典』(PHP文庫)や大塚英志『キャラクター小説の作り方』(角川文庫)などで、にわか勉強したりするのだが、「江戸文学のキャラクター」となると、あまりにたくさんいすぎて、紹介するだけでも全然時間がたりない。主なものだけでも、だ。しかし、それだと中身が何もないな。せっかく好評つづきだった授業に水をさしてしまいそうだなあ。

大体江戸の歌舞伎にしろ、読み物にしろ、キャラクターの物語である。

佐藤至子さんの『妖術使いの物語』(国書刊行会、2009年9月)という本も、見方によってはキャラクター論ということになる。妖術使いだけでも時間が足りないくらいだろう。魅力的な装丁で、拾い読みしたが、妖術使いたちの出てくる物語が満載、挿絵も豊富で楽しめる本である。この本のことを書くつもりで、前置きが長くなってしまった。読書の秋に読みたい一冊のひとつ。


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2009年10月30日

谷文晁「帰馬放牛図」の修復

けさの朝日新聞の一面には、大沢本源氏物語のことが大々的に載っていた。伊井春樹大阪大学名誉教授の研究によれば、どうやら相当面白い本のようだということである。

ところで、同じけさの新聞に、大阪大学にとってよろこばしい記事がもうひとつ載っているのである。扱いは小さいけれど。

それは、財団法人朝日新聞文化財団の文化財保護助成事業の対象に、大阪大学総合図書館が保管する懐徳堂文庫の「帰馬放牛図」(谷文晁)の修復が採択されたという記事である。文化財30件に6000万円が助成されるが、鳥獣人物戯画修復などとともに採択された。

来年の11月〜12月ごろ、懐徳堂記念会100周年を記念する懐徳堂文庫の資料展が、大阪歴史博物館で開催される予定であるが、これは目玉になるだろうということである。

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2009年10月26日

秋成展おぼえがき

天理図書館で秋成自筆のものの閲覧請求をしても、全部が全部簡単に出てくるわけではない。富岡本春雨物語など「マイクロフィルムで御覧ください」ってとこだろうし、軸物などは閲覧するのは遠慮されてしまう。そういうものが一堂に展示されているわけだからこたえられない。

というわけで三友亭さんのコメントに刺激されて、今回の展示のみどころをいくつか。

アダンの筆で書かれたという「自伝」が出ている。秋成愛用と伝えられる硯と、これは今のものだけれど、アダンの筆も展示されている。硯は図録には載っていない。

『藤簍冊子』(歌文集)の題簽の板木とそれを刷ったものが出ている。ここの『藤簍冊子』は息をのむほど美しい。

 そして蟹の秋成が「同族」という海老の画賛。これはすごい迫力であった。

 そして最近天理に入ったものが、「追加」として展示されている。これは図録にも載っていない、サプライズです。

 あと妻瑚l尼の文章『露分衣』(卷子本)も、彩色の絵とともに展示されている。東東洋の画がきれいだ。(図録不掲載と先に記していましたが私の誤認。35頁にカラーで掲載されています。O様、ご指摘ありがとうございます)

 ほか『ますらを物語』『秋の雲』稿、大館高門宛消息など見応えがありました。

年代ごとの秋成の筆の違いも確認できるし、とにかく自筆がこれだけ一堂に展示されることの意義は計り知れない。

 来年春には東京の天理ギャラリーでも展示される予定。

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2009年10月21日

過目抄3

『大島本源氏物語の再検討』(和泉書院)というとても面白そうな本が出ている。執筆者に役者がそろっている感じ。いますぐには読めないけれど、是非よみたい。

『日本文学』10月号、近世の絵を読む特集。山本和明さんの『浮牡丹全伝』論が面白い。この本は牡丹づくしになっていると。それにしても京伝の読本の題名は、花の名がついているものだらけって気づかなかった!

『江戸演劇史上・下』。新聞で書評がでたけど、私は途中でとまっている。

阿部一彦氏の軍記の本が出ているみたい。三村晃功氏が近世類題集の研究の本を出している。この2冊は国文研究室でチェック。

馬琴日記が順調に4冊目。

村田俊人さんが、秋成の新出句を『大阪俳文学研究会会報』43号(2009年10月)に報告。瓢水の追善集『おそねはん』。

いずれもいろいろコメントしたいところですが、いそがしいのでメモ的に。
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2009年10月20日

秋成展、開幕

天理図書館で秋成展が開幕。
ごらんのように、なかなか力を入れている。
DSC00585.JPG
いま、詳しく書く時間がないが、壮観と呼ぶにふさわしい展示。
これだけ一度に秋成の自筆を見る機会はまず、ない。
解説、リーフレットも叮嚀でした。
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2009年10月16日

尼子経久物語としての「菊花の約」

『雨月物語』「菊花の約」にはいくつかの謎がある。

@物語と直接関係のない尼子経久の富田城攻略の挿絵がなぜあるのか
Aこの物語は信義を描いたものなのか、信義という観念にとりつかれた人を描いたものなのか
B左門は何のために逐電し、どこへ姿を消したのか
C尼子経久はなぜそれを許したのか
D冒頭部で「交わりは軽薄の人と結ぶことなかれ」の教訓と本文内容はちょっとずれていないか
E末尾で繰り返される冒頭部のリフレイン「ああ、軽薄の人と交はりは結ぶべからずとなん」の意味は如何(典拠にはありません)

これらの謎の解決に尼子経久がすべて関わっている。そして「菊花の約」は一面では経久の「狐疑」から「信義」への改心の物語であり、左門を許した経久が後世に伝えた物語である。つまり末尾の一文は「ああ〜となん(経久は嘆じけり)」などという形で解釈すべきである。

前のエントリーで紹介した横山先生の記念論文集に書かせていただいた拙論は大体このような内容です。タイトルにあげたのが論文の表題。いろいろご異論がございましょうが、私なりにはこれで解決したつもりになっているのである。ご批判をたまわればうれしいと思っている。
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2009年10月15日

横山邦治先生喜寿記念論文集

横山邦治先生の叙勲と喜寿をお祝いする論文集が刊行される。

『横山邦治先生叙勲ならびに喜寿記念論文集 日本のことばと文化 日本と中国の日本文化研究の接点』である。すごく長い書名である。出版社は広島の渓水社。二部構成になっており、第1部が近世文学関係、第2部がそれ以外となっている。

横山先生の長年の研究上のご友人でいらっしゃる濱田啓介先生ほか、広島在住時の研究者、読本研究の関係者、大連時代の関係者などが、論文を寄せている。詳細は渓水社のHPをご覧ください。

横山先生は広島大学のご出身であるが、集中講義を通じて中村幸彦先生に私淑され、広島の可部女子短期大学時代に、九州大学まで夜行電車で通って授業を受けていた話は有名である(中村幸彦著述集第4巻月報)。

その後、中村先生の読本の学を継承されて『読本の研究』を上梓された。1974年の刊行。題字中村幸彦。今日まで読本研究の基本文献としての位置はゆるがない。

その後、『読本研究』という研究誌を創刊。10輯まで出された。私もお誘いを受けて1度だけ投稿させていただいた。広島で出され、限定出版ということで、筆で番号入り、和本風仕立てというおそろしく凝った雑誌であった。この運営はものすごく大変だったと思う。ここで多くの読本研究者が育ち、読本研究ブームが起こったわけなので、横山先生の功績は大きい。

さらに広島文教大学を退かれた後は、大連で教鞭をとられ、中国での読本研究者の育成に当たられた。

横山先生と私は他の執筆者ほど緊密な関係があるわけではないのだが、中村幸彦先生のご蔵書調査の際に御一緒させていただいたり、山口大学時代に広島の研究会にお邪魔させていただいたり、大連に招かれた中野先生にくっついて九大関係者で押し掛けたりということで、ちょっとずつ繋がりがあるご縁で、今回の論文集にもお誘いを受けた。それで「菊花の約」でこのごろ考えていることを書かせていただいた(それはまた別エントリーで書きましょう)。
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2009年10月12日

源氏物語の婚姻と和歌解釈

 工藤重矩先生の『源氏物語の婚姻と和歌解釈』(風間書房、2009年10月)が刊行された。

 工藤先生といえば、平安時代は一夫多妻制だったという従来の常識をくつがえし、「平安時代の婚姻制度は、法(律令)的に妻として扱われるのは一人のみという意味で一夫一妻制であった」(本書第T部第九章)という衝撃的な説を発表した人として著名であろう。20年以上も前に、その説を研究会でうかがったときの衝撃は今でも忘れない。それ以来、私は平安朝の物語の男女関係をすっきり理解できるようになった。

 『文学』にその説が発表されて以後、もうその説は定説になり、教科書も書き換えられているのかなとおもいきや、そうでもないらしい。なかなか俗説を排するのには時間がかかるものなのである。いまだに新書などでも、一夫多妻制で説明するものがあったりするし。

 また工藤先生の和歌解釈は、解釈が揺れている和歌を論じるのに、気持ちのよいほどにオーソドックスで確実な方法で正しい結論を導いてくる。和歌解釈の手本だと思う。そういう手がたい、実証的な論文スタイルなのに、抜群に面白く読める。小気味よく文章が展開し、ちょっと拾い読みしようと思っても、引き込まれてしまう。そういう魅力に満ちている。今西祐一郎先生が交響曲だとしたら、工藤先生はピアノコンチェルトという趣である(この見立てにはご異論もあろうが)。

 門外漢だけど、これまで授業でも何度か先生の一夫一妻制論は紹介したことがある(『平安朝の結婚制度と文学』1994年、風間書房)。平安文学を専攻している学生さんは絶対に読んでおいてほしい本である。
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2009年10月08日

『蘆庵文庫目録と資料』刊行

青裳堂書店の書誌学大系シリーズから、『蘆庵文庫目録と資料』(蘆庵文庫刊行会編、2009年10月、38,000円)が刊行される。

「蘆庵文庫」とは、ひとことでいうと、京都東山妙法院近くに新日吉(いまひえ)神宮に所蔵される典籍・古文書である。小沢蘆庵の門人であった、当神社の社司藤島宗順のところに、蘆庵自身が持ち込んだ文典籍に、社家としての新日吉神社の蔵書、藤島家代々の蔵書を加えて形成された文庫である。本文庫が現在まで伝存するに至ったのには、いずこの文庫もそうであるように、さまざまな人々の善意と御苦労があったのであるが、それは神作研一氏の目録編解題・大谷俊太氏の「書後」に就かれたい。

この文庫を国文学研究資料館の調査が入って20年。ようやく文学関係資料の調査が終了した(その調査に私もながく関わってきた)。さて48代宮司の藤島益雄氏(昭和55年没)は、蘆庵文庫の顕彰に力を尽くし、多くの資料の翻刻を残されていた。それを発見したときの私達の驚き、喜び、歓声。これをこのまま眠らせておくわけにはいかないというのが一致した考えであった。しかし、その刊行はそう簡単には実現できなかった。しかしようやく目録と資料の二本立てで、本を作ることが決まり、その最終ゴールの期日も設定された。新日吉神社創祀850年紀の2009年である。そしてその記念祭が行われる10月16日を刊行日として奥付に記されることになったのは感慨深い。

 本書の目録編は、神作研一氏・加藤弓枝氏が担当。目録作りの経験豊富な神作氏と、気鋭の蘆庵研究者の加藤氏の師弟コンビが、行き届いた100頁におよぶ文庫解題をふくむ1600点超の目録を作成した。これは労作以外のなにものでもない。これだけで402ページ。目録の元になったが国文研の調査カードだったが、もちろん全点再調査してチェックしている。再調査の過程で次々と新しい資料も出現した。

 本書の資料編校閲は、大谷俊太氏をリーダー格に、山本和明氏・盛田帝子氏と飯倉の4人が担当。入力には伊藤達氏氏らの協力を得た。藤島益雄氏の遺稿を可能な限り活かす方針で、それに我々の判断でいくつか資料を加えている。従来知られていない蘆庵関係資料も豊富であり、近世後期の京都文壇研究にはまさに宝庫というべきである。この資料編を合わせて、ちょうど800頁。口絵図版も充実16頁である。

 蘆庵文庫研究会は一応、現在上記6名で構成されているが、国文研の調査に関わった方は他にも数多くいらっしゃる。この文庫を再発掘し、資料館の調査へとつなげたのは上野洋三氏、藤田真一氏であり、私ももとはといえば藤田氏に声をかけていただいた。久保田啓一氏、岡本聡氏も調査員だった。いろいろと思い出もある。ともあれ長期にわたる調査をお許しいただいた藤島嘉子さん(益雄氏御令嬢)へは心より感謝申し上げたい。

 思えば長かった……我々が共有する感慨は、大谷俊太さんの「書後」に尽くされている。ウチの院生も最後の最後にほんの少しだけお手伝い(ほぼ肉体労働が主だが)させていただきたが、律儀な大谷さんはちゃんと名前を載せてくれていた。ありがとうございます。
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2009年10月06日

『東海近世』18号

『東海近世』18号が到着。「雲英末雄先生追悼」を掲げる。三河の生まれで、愛知淑徳短大に在職されていたこともあり、名古屋の研究会とは縁が深い。上智大学出講中に講義を受けた(学部4年の時だという)教え子の一人である神作研一氏が追悼文を書いている。

元禄以前の大坂版の往来物について母利四朗氏が報告。寛文十三年までさかのぼることができそうだという。

服部仁・服部直子・加藤弓枝氏による翻刻『加藤枝直日記』の連載開始。明和三年七月二十九日に「美樹」の名が見える。今後諸誌に分載ということだが、登場人物などの解説もどこかで是非していただきたいと願う。

日本近世文学会秋季大会の案内も来る。11月7日・8日が研究発表大会。大きな提言をする発表が多そうで楽しみである。
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2009年10月03日

うはがき

前のエントリーのgatayanさんのコメントで、認識が深まりました。ありがとうございます。

それで、失せ物の原因なのだが、「物のまぎれ」というのがある。いつのまにか、なにか他の物にまぎれてしまう、典型的失せ物現象であろう。この場合、なぜそうなるかを内省してみると、意識の「うはがき」が行われていることが多いような気がする。

たとえば、朝爪切りをしていると、電話がかかってくる。その電話が「○○さんの連絡先教えて」的なものだとヤバイ。それを調べているうちに、意識の「うはがき」が行われて、電話が終わった時には、すっかり爪切りをしていたことを忘れている。しばらくすると「アレ、爪切りがない!」ということになる。もちろん、普段片付いていれば、こういうことは起りにくいのだ。

書類も同じで、重要な書類を処理しようとしている時に、人が訪ねてきて、「○○についての本お持ちでないですが」などと言われる。書類をどこかにおいて、えーっと、えーっと、と探しているうちに書類のことを忘れてしまい、しばらくすると「あれ、あの書類はどこに?」ってことになるのである。「うはがき」がなければ、起こりにくかったはずである。

もちろん本当に無くなってはいないわけで、まぎれているだけである。だから、長いこと探していたら、出てくるのだし、あきらめていたら出てきたりするのである。しかし「必要な時に、ない」。

忘れものものも同じかもしれない。店に傘を忘れることはよくあるが、店を出る直前まで「あー、かさ、かさ」と意識している。ところが店を出る時に、「あれ、靴がない、靴はどこだ、あー、あったあった、よかった」と思った瞬間に傘のことが意識から消えている。これも「うはがき」現象なのだ。

ではこの「うはがき」に対応するにはどうしたらいいのか?何かいい智恵はありませんでしょうか?
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2009年10月01日

小片付け

どうして失せ物がたえないのか。

片付け・整理ができないからである。片付けていたら失せ物が出てきたという経験があるでしょう?逆に言えばいつも片付けていたら、失せ物はなくなるはず。

そう思っていたら、「片付けられないあなたへ」みたいな特集を某雑誌でやっていたので、「これだ!」と、立ち読みをした。ところが、ちゃんと片付けられる人が記事を書いているようなので、「それができたら苦労しませんよ、プンプン」と逆ギレして、当然買わなかったのだが、その中で、「小片付け」という言葉が記憶に残る。

つまり、何かしたら、すぐにその場で片づけたり、一拭きしたりするという方法だ。フフフ。これなら最近わたいも実践しているのだ。メールがたまらないうちにさっさと分類するってのを。これを全生活に応用するわけですな。

もっとも、すでに片付けていることを忘れていて、「どこにいったんだ」と探すということがやはりあって、1日1度以上は捜し物をしている(自慢することではないが)。でも、もうすこし実践(しようと)してみよう、小片付け。
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