2016年03月10日

くずし字学習支援アプリKuLA開発がメディアに紹介されています

 私が代表者をつとめている科研挑戦的萌芽研究の成果として開発されたくずし字学習支援アプリKuLAは、その後も順調にダウンロード数をのばし、3月6日現在で、5300件を記録しております。
 この反響に我々も驚いておりますが、これほど反響があるのならと、周囲からのお勧めもあり、3月2日に阪大本部の広報からオフィシャルにプレスリリースを行い、(大胆にも)記者説明会を行うと告知いたしました。昨日(3月9日)その説明会が行われ、3社の報道関係者(テレビ・新聞)が来てくださいました。
この記者発表の模様(写真10枚)は、くずし字教育プロジェクトのブログに掲載しております。

記者説明会では、私がプロジェクトの概略を説明したあと、アプリの設計・開発を担当した阪大特任研究員(京大大学院生)の橋本雄太氏が、アプリのデモンストレーションをパワーポイントで行いました。これがまた上手なんですよ。記者さんたちは食い入るように視聴されていました。

さて、メディアの反応ですが、昨日朝日新聞朝刊社会面のコラム「青鉛筆」(大阪本社版では「ののちゃん」の下)で紹介されました。
また昨日夜、共同通信から記事が配信されました。共同通信を通じて、西日本新聞・中日新聞・四国新聞・ニコニコ動画・産経フォトからも配信されているということです。
メディアに紹介されることで、さらにダウンロード者が増え、日本の歴史的典籍への関心が高まることを私たちは願っております。今後、来てくださった社のテレビ、新聞が、また紹介してくださるようですから、ここでアナウンスしたいと思います。みなさまの応援に心から感謝しております。

なおアプリはiOS版とアンドロイド版があります。ショップ(ストア)から、「くずし字」「KuLA」と組み合せて検索してください。ダウンロードは無料です。そして、ちょっと活発になってきた、「つながる機能」に参加し、「読めないくずし字」の質問をしたり、それに答えてあげてください!よろしくお願いします。
posted by 忘却散人 | Comment(0) | TrackBack(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする