2017年08月13日

『江戸人、唐詩選に遊ぶ』

久留米大学の大庭卓也さんが、いい仕事をしている。
昨年、久留米大学御井図書館で行われた、「江戸人、唐詩選に遊ぶ」の展示図録。
中に収まる大庭さんの論考と合わせ、江戸時代における『唐詩選』受容研究の、現時点での決定版と言える。
江戸時代における80種類以上の「唐詩選」を確認するなど、長年の『唐詩選』受容研究の成果が遺憾なく発揮されている。特論「和刻『唐詩選』出版の盛況」は圧巻である。また『唐詩選画本』初編の存在が重要という指摘を踏まえ、その影印と翻字を掲載、中身の濃い展示図録である。
関連業績として、「補説・『唐詩選画本』成立の背景」(「久留米大学文学部紀要 国際文化学科編 32.33、2016年)




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