俳諧コレクションで名高い柿衞文庫(伊丹市、現在休館中)が、東京永青文庫で展覧会を開催いたします。10月2日〜12月5日。テーマは「芭蕉−不易と流行と」。芭蕉の名品を一堂に公開します。東京での展示はめったにありませんので、東京とその周辺で柿衞文庫所蔵の芭蕉資料にご興味のあるかた、是非ごらんください。
ちなみに10月14日には記念講演会が永青文庫の近くの和敬塾で行われます、鼎談「不易流行」(川上宗雪氏+金田一秀穂氏+坪内稔典氏)、そして11月7日には関連講座として、「対談:柿衞文庫の名品について」(尾崎千佳氏+辻村尚子氏)が行われます。柿衞のコレクションに興味のある方は、この中堅お二人の対談はお勧めです。山口大学の尾崎さんは今や宗因研究の第一人者。辻村さんは今年3月まで柿衞文庫の学芸員でした(現在は大手前大学)。対談の会場は早稲田大学国際会議場第2会議室です。
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