デジタル文学地図のプロジェクトは現在進行中で、データやシステムは逐次更新されています。
日本文学において長い伝統を持つ歌枕・名所はジャンルの境を越える空間的な秩序を形成しています。歌枕・名所は関連文献を呼び起こしながら、古来のテクストやイメージを連想させます。このプログラムは日本文学における歌枕・名所を地図上に表示し、その背景にある歴史的、文化的、ポエティックな意味を提供しています。「日本のデジタル文学地図」は、科研基盤研究(B)「デジタル文学地図の構築と日本文化研究・教育への貢献」(進行中)の研究成果であり、国文学研究資料館、ハイデルベルク大学日本学研究所との共同研究です。もともとはハイデルベルク大学のユディット・アロカイ教授がはじめたもので、もう10年くらい継続しています。今後も改良を重ねて参ります。
さて、デジタル文学地図を授業や研究、趣味の支援ツールとして使っていただくべく、アンケートを実施することになりました。上述のリンクからトップページを開き、アンケートのリンクへと飛んでください。実際に使ってみた方も、見ただけの方も、率直なご感想、ご意見、ご提案を賜れば嬉しいです。
アンケートの締め切りは2023年3月末です。よろしくお願いいたします。