2022年12月30日

『やそしま』最終号と柏木隆雄先生

柏木隆雄先生(大阪大学名誉教授・大手前大学名誉教授)が、大阪市市民表彰を受けられたというニュースが少し前に届いた。おめでとうございます。大阪大学のウェブサイトにそのことが報じられたたが、先生のコメントに「上方文化芸能協会の機関誌「やそしま」第15号、最終第16号に寄せた拙文を読まれた方が、大阪文化への寄与の証として推薦されたのでしょう」とある。その「やそしま」最終号について書く。
柏木隆雄先生は、このブログでも度々紹介させていただいているが、松阪ご出身で、工業高校を出られて、化学関係の企業(住友金属)の研究所に就職されながら、文学への想いやまず転身、大阪大学文学部に入学され、フランス文学を専攻、バルザック研究の第1人者として、仏文学界隈では知らない方はいない。化学を学んだ先生らしく、「触媒」という概念を作品生成論に用いたという話を聞いて、「なるほど、さすが」と(わたしが)うなったことがある。しかし、先生のすごいところは、尋常ではない読書量でもって、古典から近現代作品まで、日本文学を自在に論じるところである。とても仏文学専門とは思えない。その豊富な知識と比較文学的方法で、日本文学関係の論文もすくなくない。それだけでなく、さまざまな文化全般、そしてワインにも通じていらっしゃる。まさに「教養」が服を着て歩いている感じで、ちょっとした挨拶にも、文学者の言葉を適切にさらにと引用する、その知の広さたるや、わたしの知る中でも一番ではないかなあと思う。
上方文化芸能協会は、南地大和屋女将の坂口純久(きく)さんが主唱し、作家司馬遼太郎氏と当時の大阪大学学長山村雄一氏に協力を得て、大阪府・大阪市・や大和屋贔屓の経済人・知識人らが賛同集結して、大阪の芸能文化を継承するために出来た財団法人で、昭和58年に設立された。平成19年には、当時の岸本忠三総長のお声がけで、阪大文学研究科が協力することになり、文学研究科の中に「上方文化芸能協会」の運営委員が何人かで組織された。私も当初から声をかけられてメンバーとなった。というと何か貢献をしたみたいだが、実際の貢献はほとんどなく、会議もほぼすわって先生方の蘊蓄をきいているだけ。むしろ、住吉御田植神事や上方の舞踊の舞台などに招待されて、文字通りの「役得」を味わってきたのだった。
さて前置きが長くなったが、柏木隆雄先生は、文学研究科は機関誌を刊行することに主として協力していこうということで、「やそしま」という雑誌を作ることになった。柏木先生は、毎号巻頭の座談会の司会として参加されていたと思うが、能であろうが、文楽であろうが、落語であろうが、どんな芸能の超一流のゲストが来られても、見事にさばいて、適切なコメントを入れていく。絶対にわたしにはできない芸当で、毎回「さすが」とやはりうなっていた。
さて、女将もご高齢であり、いろんな状況から、引き時とみられたのであろう、上方文化芸能協会は幕を閉じ、「やそしま」も16号で最終号となった。柏木先生が、「『やそしま』の十五年」として巻末に長い回顧を書いておられる。これは資料的にもすばらしい。編集にもずっと関わってこられた柏木先生にしか書けない文章である。そこで書いていただいているように、私も創刊号に拙稿を載せていただいた。「秋成と住吉」あたりで何か書けないか?と依頼されたようだった、なにか捻り出そうとした。秋成は確かに住吉のことを書いてはいるのだが、実際にどういう経路で行ったのかとか、考えてみるとイメージできなくて、住吉の地図や文献をいろいろ当時調べて、すごく短い文章を出した。あとで、編集のM丸さんから、「先生のはなあ、堅すぎたわなあ」と苦笑まじりに言われて、「嗚呼!」と、わが未熟さを嘆いたものであった(笑)。
 文学研究科は寄稿で貢献する、ということだったが、私はその後一度も貢献せず、大活躍されたのは橋本節也先生だった。2号以降、たぶん毎号、かなりの力作を寄せて、大阪の画家と芸能をつなぐ興味深い話を次々と投入された。橋本先生も、「大阪の画家たちを連載して」という回顧的な文章を寄せている。もちろん坂口純久女将のご挨拶のことばもある。あらためて、全号を読み返してみたいと思う最終号であった。
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2022年12月28日

源氏物語補作

 今西祐一郎先生編注の『源氏物語補作 山路の露・雲隠六帖他二篇』(岩波文庫、2022年12月)が刊行された。
源氏物語のいわゆるスピンオフを集めたもの、といえようか。
そもそも、「未完」的な終わり方をしている源氏物語の続きを、想像したくなるのは当然で、江戸後期、京都で和文の名手としてならした伴蒿蹊の主催した、「和文の会」(みんなで集まり、題を出して擬古文を作る会)では、「夢浮橋のあとを継ぐ」なんていう題で作文が行われている。また、源氏物語にあえて書かれていない場面を想像して、創作してしまうというのもある。それが「他二編」のなかのひとつ、本居宣長の「手枕」である。これは宣長が、源氏と六条御息所のなれそめを書いたものだ。そして、私にとっては、この「手枕」が岩波文庫にはいったのか、という感慨が大きい。
 今西祐一郎先生の解説も面白いが、ありがたいことに、秋成の「手枕」評に触れてくださっている。『文反古』という秋成の書簡を集めた版本の中に、宣長と秋成の仲介的役割をした荒木田末偶(すえとも)宛書簡で、秋成はこの作品をこきおろしているのだ。私が学生とともにこの『文反古』を注釈し、科研報告書として刊行したが、このほとんど知られていない地味な成果を、参考文献として取り上げてくださっている。ありがたいことである。
 
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2022年12月26日

芭蕉のあそび

深沢眞二さんの『芭蕉のあそび』(岩波新書、2022年11月)。
 帯に「芭蕉だって笑ってほしいに違いない」と、本書中の文章を使ってコピー風に書かれている。古池に何匹もの蛙が飛び込んでいる図とともに。
 芭蕉が、あまりにも真面目に、深刻に、崇高に解釈されてきていて、それは芭蕉の神格化には大いに意味があったのだろうが、芭蕉の作った句は、俳諧なのであって、そのベースは滑稽であったはず。そこを見過ごしては、本来の芭蕉の面白さを見失いますよ、という立場で、深沢さんは芭蕉の句の〈あそび〉を読み取って、一般的な芭蕉とは違う、人をくすっと笑わせてやろうというサービス精神を探り出す。もちろん、俳諧を風雅の文学に高めた崇高な芭蕉観を否定するためではなく、もうひとつの芭蕉の顔を見せようとするのである。
 深沢さんは、一見仏頂面、もとい真面目な外見なので、芭蕉句を哲学的に解釈している方のように見えるのだが、実はいつも人を笑わせてやろうと狙っている方ではないかと私は思う。深沢了子さんとの夫婦漫才風の宗因注釈を私は愛読していたが、了子さんがパッと面白いことを思いつくのに対して、眞二さんは、熟慮してウケを狙っているように思えるのだ(私の主観ですが)。つまり、深沢さんと、深沢さんの説く芭蕉とが重なって見えてしまうのである。
 ところで、句を面白く味わうためには、作者と読者の間に、共通の教養とか知識、それも学んで得たというより、私たちが自然に覚えたアニソンみたいに、もう体に染み付いているような言葉の世界があり、それがなければ逆に芭蕉の〈あそび〉は理解できないのである。古今集や論語などが、そうなのだろうが、江戸時代でアニソン的なのは、小謡集などに載っている、有名な謡の文句であろう。第三章がそれである。誰でも知っている謡曲を踏まえた句は、初期の俳諧によく見られるものである。しかし現代人は、その共通の教養の部分を、ほとんど持っていないので、むしろ高尚な人生論や世界観と芭蕉の句との間に親和性を読み取るわけである。それはそれでいいのだろう。現代人が芭蕉に近づく理由も敬遠する理由もそこにあるような気がするが、古典研究者は、芭蕉と同時代の人々の、誰でも知っている言葉世界に現代人を誘って、当時の人たちの読み方を紹介する務めがある。そこに、高尚な思想とは違う豊かな文芸の味わいがあるのだろう。
 しかし、この本の中で、私が注目したのは、芭蕉が句を少しずつ変えるのを、推敲とはみずに、人的関係や状況を踏まえたバリエーションと見る見方。さらには、同じ句なのに、芭蕉自身が解釈を変えてみせるというところだ。これは実に我が意を得たりというところがある。江戸時代の文芸の本質かもしれない。つまり、江戸時代における文芸作品とは、作った人とそれを味わう(特定の)人との間にあって、可変的(あるときはテクストそのものが、あるときは解釈が)であるということなのだ。このあたりのことを、深沢さんにさらに聞いてみたいと思ったことだった。
 
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2022年12月25日

シンポジウム「古典の再生」参加申込開始

先にアナウンスしておりました、国際シンポジウム「古典の再生」のウェブサイトが完成しました。
https://kotensaisei.wixsite.com/website

日時 2023年2月11日(土)12日(日)の2日間。
会場は京都産業大学むすびわざ館(京都市下京区)
|主催|京都産業大学 外国語学部 盛田帝子
|共催|京都産業大学研究推進センター
|後援|日本近世文学会/絵入本学会/一般社団法人美術フォーラム21
*本シンポジウムは、京都産業大学国際共同研究推進支援プログラム及びJSPS科研費20KK0006の助成を受けたものです。
(なお私は科研の研究分担者です)
登壇者のプロフィール、プログラム、発表要旨は上記のサイトから確認できます。
どうぞ、ご覧ください。参加登録も上記のサイトからできます。対面でもオンラインでも是非おはやめにご登録ください。

土曜日は「再生する古典」をテーマにパネルディスカッション。
日曜日は「イメージとパフォーマンス」「源氏物語再生史」「江戸文学のなかの古典」をテーマに3つのセッション。
登壇者は20名超。

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古典の再生_4th裏.jpg

以下、趣旨文です。

現代まで伝えられている「古典」は、これまで、さまざまな時代の波にさらされたが、「古典」みずからがもつ力によって、あるいは「古典」に関わった人々の努力によって、その波を乗り越えてきた。「古典」は過去の遺物ではなく、つねに時代と交わって新たな意味を生成し、存在意義を示してきた。いったん消滅したかに見えたテキストが、鮮やかに蘇ることもあった。

「古典」というテキストは、常に再生しつづけている。ある時は別のテキストと融合し、ある時は別のテキストに引用され、ある時は海外の人々の手にわたって翻案され、ある時は二次的な創作物として新生する。古典研究者としてのわたしたちは、このような「古典の再生」の現場を何度も目撃してきた。「古典」を復元し、憧憬し、再発見し、再利用し、再創造してきた人々の営為から、わたしたちは多くを学び、「古典」を未来に繋ごうとしている。

古典はいかに再生されてきたか、古典をいかに再生すべきか。このシンポジウムでは、その歴史を振り返り、未来に向けて、私たちがなすべきことを、日本の古典を学ぶ海外の人々とともに、国際的な視野からも考えてみたい。

是非ご参加ください。お待ちしております。
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2022年12月24日

うすがみの銀河

私の教え子のひとりに、角川短歌賞を受賞した気鋭の歌人がいる。
鈴木加成太くんである。私の元で黄表紙で修士論文を書いた。論文も発表している。
彼が第一歌集を出版した。『歌集 うすがみの銀河』(角川書店、2022年11月)。

歌は透明感があって繊細で、切り口が独自。静かで落ち着いた日々の中で、注意深い感受性が切り取った穏やかな世界が表現されている。
読んでいる時間は至福の時間。
坂井修一さんたちの「栞」の文章もそれぞれ興味深い。NHK短歌で坂井さんとの出会いがあったという。
その歌、「八月の空に青葉のあお満ちて〈戦争は白黒でない〉と気づく」17歳の時の歌。たしかに非凡である。
大学キャンパスで詠まれたと思しい歌も散見して、楽しめた、
「菊花の約」も詠まれた「お辰宗旦」の一連、近世文学研究者の面目躍如というところ。

カバーは川瀬巴水。国会図書館のイメージバンクから。おお、なるほど。さすがライブラリアン。
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2022年12月03日

追悼楊暁捷先生

 1冊の本が送られてきた。『戯れる江戸の文字絵』(マール社、2022年11月)。十返舎一九の『文字の知画(ちえ)』という滑稽本を紹介・解説した本である。著者は楊暁捷(ヤン ショウジェ)さん。監修は板坂則子さん(専修大学名誉教授)。楊さんは、カナダのカルガリー大学で、長い間、日本文学を教えてこられた方で、とくに絵巻・絵本の研究にすぐれ、それをデジタル活用することに熱心に取り組んでこられた。この本は、絵の中に文字を隠して忍ばせる文字絵の面白さを、懇切丁寧に解説し、くずし字学習の教材ともなるすばらしい本である。板坂さんと何度もメールを交わして作ったという。
 楊さんは、2022年10月13日にこの世を去られた。本書を完成させた直後だったという。楊さんの最後の著作となったのである。日本と日本文学を愛した、この稀有の研究者の著書を、多くの方が手にとってくださればと思う。
 ここで、私の楊さんへの思いを述べることをお許しいただきたい。楊さんは私より少し年下の方であったが、WEB上で「絵巻三昧」と題するブログを開き、非常に意欲的に発信をされておられたので、お名前はよく知っていた。ほぼ同世代で、くずし字学習にも熱心に取り組んでおられたので、一度お話しをしたいと思っていた。たまたま日文研の荒木浩先生のプロジェクトでご一緒することになり、ある日の研究会の懇親会で、じっくりお話しも出来て、意気投合するところがあった。私がオーガナイザーの一人である来年2月の国際シンポジウム「古典の再生」で、古典のイメージとパフォーマンスによる再生をテーマとするセッションを企画したが、そのセッションの発表者の一人として、楊さんに絵巻のことでお話しいただきたいとお願いをした。すばらしいテーマだとおっしゃってくださり、ご快諾を得た。(シンポジウムにつきては、ひとつ前の投稿をごらんください)
しかし、9月はじめごろ、思わぬことに、治癒の見通しの厳しい病気となったこと、発表は辞退せざるを得ないと思うということ、一方でこんな構想で準備を進めているので録画を作成することはできるのだがあまり好ましくないだろうということが書かれたメールをいただいた。ご病状が不幸にして回復しない場合は、録画を流し、無理のない範囲で質疑応答のみオンラインで行うという提案をすると、前向きに考えていただき、10月までには録画を作成できるというご返事をいただいた。そして約束通り、10月9日に発表動画をいただいた。なくなる4日前のことだった。その後訃報を知り、ショックを受けた。動画をいただいたあとに、メールが途切れていたので気になっていたが、まさかと。そして苦しい中で、約束を果たされた責任感の強さと研究への熱意に打たれた。その上に、著書まで完成されていたとは!
 2月のシンポジウムでは、楊さんからいただいたプレゼンセーション動画を流す。そして、感謝とともに追悼の意を表したいと思う。
 それにしても、本当に惜しい方を亡くしてしまった。『戯れる江戸の文字絵』やプレゼンテーション動画など、楊さんが残してくれた素晴らしい業績で、偲ぶしかないのである。
 
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国際シンポジウム「古典の再生」を開催します。

来年2月、国際シンポジウム「古典の再生」を京都で開催します。
そのご案内です。

古典はいかに再生されてきたか、古典をいかに再生すべきか。
その歴史を振り返り、未来に向けて、私たちがなすべきことを考えます。
海外の日本古典文学研究者も多く参加します。

日時 2023年2月11日(土)・12日(日)
会場 京都産業大学むすびわざ館(京都市下京区) オンライン併用 

プログラム
2023年2月11日(土)〈1日目〉 13:30-17:40

【パネルディスカッション 再生する古典】 司会 飯倉洋一(大阪大学)
〈基調講演〉「古典×再生=テクスト遺産 過去文化の復興における文学の役割」 
エドアルド・ジェルリーニ(ヴェネツィア・カフォスカリ大学)
〈発表〉
「18-19世紀における王朝文学空間の再興」  盛田 帝子(京都産業大学)
「琉球における日本古典文化の受容」       ロバート・ヒューイ(ハワイ大学)
「古典の再生−古事記・日本書紀・風土記の翻訳と海外における受容」 アンダソヴァ・マラル(早稲田大学)

〈討論〉エドアルド・ジェルリーニ+盛田 帝子+ロバート・ヒューイ+アンダソヴァ・マラル
ディスカサント 荒木 浩(国際日本文化研究センター)

〈特別プレゼン〉  司会 加藤弓枝(名古屋市立大学)
「古典本文をWEBに載せる−TEIガイドラインに準拠したテキストデータ構築」 
永崎研宣(人文情報学研究所)+幾浦裕之(国文研)+藤原静香(京都産業大学非常勤研究員)

2023年2月12日(日)〈2日目〉 10:00-17:15
【セッション1 イメージとパフォーマンス】司会 盛田帝子(京都産業大学)
「絵巻と『徒然草』絵注釈の間―デジタルアプローチの試みをかねて」 故 楊暁捷(カルガリー大学)(動画)
「人麿画像の讃の歌」佐々木 孝浩(慶応義塾大学)
「霊媒〈メディウム〉としての古典:初期テレビと1956年の幽霊」 ジョナサン・ズイッカー(カリフォルニア大学バークレー校)
「女房装束の変遷―平安期女房装束の復元を通じて―」 佐藤 悟(実践女子大学)
ディスカサント 山田 和人(同志社大学)

【セッション2 源氏物語再生史】 司会  加藤 弓枝(名古屋市立大学)
「女房たちの源氏物語―『阿仏の文』を視座に」 田渕 句美子(早稲田大学)
「『源氏物語』享受史における詞の表象」 松本 大(関西大学)
「樋口一葉における和歌と源氏物語」 兵藤 裕己(学習院大学)
ディスカサント 中嶋 隆(早稲田大学)
  
【セッション3 江戸文学のなかの古典】 司会 有澤 知世(神戸大学)
「江戸幕府の儒臣と朝廷の文物 ― 柴野栗山の事例を中心に」 山本 嘉孝(国文学研究資料館)
「紀行文の中の古典」 ユディット・アロカイ(ハイデルベルク大学)
「上田秋成における〈古典〉語り」 飯倉 洋一(大阪大学)
ディスカサント 合山 林太郎(慶応義塾大学)

参加登録方法は追ってお知らせいたします。対面・オンライン併用です。
ご興味のある方は、ご予定ください。


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