懐徳堂記念会古典講座の夏期集中コース最終回は23日(土)に開かれました。扱ったのは『春雨物語』の「二世の縁」。
もう十数年前に論文を書いたことのある短編ですが、今回少し丁寧に再読すると、その時に見逃していたことがあったことに気付きました。
掘り出された男の聖性が剥奪され、「入定の定助」などといわれて里人たちの嘲笑を買うと、
法師は怒りて、「いつはり事なり」と言ひあさみて、説法すれど、聞く人やうやう少なくなりぬ。
この場面なのですが、「いつはり事なり」って、何を指して言っているのでしょうか。私はここは注目すべきところだと思います。なぜかということは、ここでは申しません。どこかでいずれ詳しく。
それにしても、この最終回、相当勝手にしゃべらせてもらってわかりにくかったと思うのですが、なかなか皆さん食らいついてきてくださいます。
最後は受講者の方と、しばらくお話をして、元気をいただきました!
短い間でしたが、ありがとうございます。
2008年08月25日
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