秋成没後200年ということで、企画もいろいろ進行中です。
それがらみで、複数の、私より研究歴の長い秋成研究者と、やや長時間にわたって語り合う機会がありました。
そこで思ったのは、それぞれが異なる方法で秋成に近づき、それぞれの秋成像を持っていて、かなりゆるぎない形で確立しているということです。
私などは、秋成を突出した存在と考えはするものの、やはり時代の中で考えようとするのですが、ある方は、自分と秋成との切り結びであるというお考えのようです。自分の中に抱える切実な問題意識で、秋成に立ち向かうというスタンス。
この語り合いの時から、しばらくたって、その方の純粋な思いにあらためて感銘を受けました。妙に時間を置いているので、実感が強いのです。
この語り合いの中で、私の文学史観や、秋成観も披歴したのですが、なかなか厳しい批判を受けました。予想の範囲内で、不意を突かれたことはなく、私なりに拙い反論を試みたのですが、そういう批判をうけることで、あらためて私なりに考えをまとめていく機会を得たことはとてもありがたいと思います。
この語り合い、私の中での宝物になると思います。
2008年08月30日
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