下記エントリー(1/13)、カツヲさんのコメントに「和文」を広く考えましょうというご提案がありました。コメント大変ありがたく読ませていただきました。
風間誠史さんの『近世和文の世界』は、和文を書くことが、小西甚一『日本文藝史』の記述にある「日本の純正な文語を確立しようとする志向」に支えられていたという点を重視しています。ちなみに小西著では「擬古文」といい、和文とはいいません。
和文というのは、漢文と対応する概念であり、かつ俳文や俗文ではない雅文であるというのが、私の基本的な認識で、すべてを、ひらがなでかくことを前提として書かれている(たとえ漢語がはいったとしても)ものと、比喩的には言えるのではないかと思います。
急いで書きましたので意を尽くしませんが、拙著『秋成考』所収の「和文の思想」をご参照くだされば幸いです。
藤川さんの翻刻をここにあげて議論する方がいいのかもしれませんが、割愛させていただきます。
2009年01月14日
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