2010年07月03日

秋成の手紙

今回の秋成展では、多くの新資料が展示される。

中でも、秋成の生活が生々しく写しだされる俗事の手紙は、雅の世界に生きているはずの文人が、当然ではあるが、日常の瑣事に心を砕いている様子を知る事が出来て貴重である。

今回初めて展示される新出呉春宛、そして山口素絢宛の秋成書簡について、長島弘明さんが、7月2日付け朝日新聞(東京版)夕刊に書いている。

呉春に絵付けしてもらった陶器、五つ揃いのものがひとつ割れてしまったので、戻したい。アコギならば御放念…。つまり、もう一回描いてってことだと長島さん解説。

素絢には、急に引越しをしなきゃいけなくなった、費用がいるから、この前あげた陶器戻して…。清貧な生活をしている文人は金の工面が大変なようである。

こんな、裏の生活まで今度の展示では垣間見られる。

いよいよあと2週間である。
(秋成展関連情報16)

posted by 忘却散人 | Comment(0) | TrackBack(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック