2010年07月15日

仮名序といつはり、そして明日は…

『国文学解釈と鑑賞』8月号は、「近世散文における引用と挿絵」という特集を組んでいる。
人ごとのように言いましたが、私も書きました。

「秋成における古今集仮名序の引用」というのですが…。

テーマの趣旨とはちょっとずれることを承知で、秋成における「いつはり」の問題を考える時に避けて通れない問題について書いたつもりである。

仮名序では吉野山の桜が雪に見えたとか雲に見えたとかいう歌が問題になる。それが本当にそうみえたのか、「いつはり」なのか?秋成は文学における偽りの問題をこういうところに発見しているのである。この問題は秋成に終生わだかまり、仮名序を鏡にして、彼はみずからの倫理意識を照らし続けるのである。

 さて、いよいよ明日は、宵山…。そうなんですが、私らにとっては、秋成展開幕の前日、記者発表の日である。内覧会もある。こういうのは初めての経験なので、ちょっと楽しみである。

 祇園祭でかすむのか、逆にお祭りに乗っていけるのか?幕が開いてみないとわからない。NHK京都が後援しているのだから、NHK京都ぐらいは少しニュースで取り上げてくれないかしら。 
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