2011年09月10日

西鶴の講演とシンポ

柿衞文庫で行われた西鶴展にちなむ記念講演とシンポジウム。

西鶴研究会の皆さんをはじめとして、遠くからお見えになったかたも多数いらっしゃったようで、大変な盛況でした。

中嶋隆さんが、パワーポイントを駆使して、西鶴の矢数俳諧の意義について講演。得意のメディア論を展開。次いでシンポジウム。司会の篠原進さんを含めて6人のパネリストが西鶴の俳諧をそれぞれの角度から論じ、乱反射のように論が交錯するのもまた楽しく、最後にフロアからの質問を受けることに。

ここで「こういう会に出るのは久しぶりですが」と信多純一先生が立ち上がり、俄然場内は引き締まりました。信多先生の「俳諧と浮世草子はそもそも別物、それを結びつけようとするのはいかがか」という信多先生らしい厳しい質問に対して、中嶋隆さんが堂々と応答。問題のありかがよくわかる質疑応答となりました。

島津忠夫先生・富士昭雄先生・石川真弘先生・西田耕三先生をはじめ錚々たる先生方も聴講していらっしゃいました。

個人的には、深沢眞二さんのご発表がとてもよかったです。付合の解説、「異体」の句の解説がきわめて具体的でわかりやすく勉強になりました。

 なお、柿衞文庫では3月に「神医と秋成」という企画展をやります。このブログでまた情報を流してゆきます。
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