立命館大学アートリサーチセンターで行われた、板木をめぐる研究集会。2日目(5日)に参加。
中野三敏先生の「和本リテラシー」の講演。御趣旨は何度もうかがっているが、明治33年に、ひらがなが一音一字に統一されたことから、和本リテラシーの衰退がはじまったという話は初耳だった。
中野先生と並ぶ和本啓蒙者の橋口侯之介氏のお話も初めてうかがった。
アートリサーチセンターの版木研究者の金子さんの話もマニアックで面白く、高木元・鈴木俊幸・廣瀬千紗子各氏の発表も、和本の面白さを存分に伝える発表。
そして最後の赤間亮氏の立命館大学アートリサーチセンターの取り組みに関する発表には、驚いた。ここまで、「公開の思想」で考え抜かれたシステムが稼働しているとは…。すごいと思いまいた。
和本リテラシーの普及は楽観的にはなれない。しかし、アートリサーチセンターの取り組みについては、もっと発信していただきたいと思った次第。あまり知られていないと思うから。
それにしても、久しぶりに会った人が多かった。ブログコメント欄で知っている方とも初めて対面。
奈良大学の板木研究、きちんと受け継いでいけるようにと、願っている。
2012年02月06日
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