2015年01月17日

月岡雪鼎とその一門

タイトルは、大阪歴史博物館で、2月16日まで開催中の展示である。常設展の一角の「特集展示」コーナーで。入場は600円。展示されているのは月岡雪鼎(丹下)とその門下の肉筆絵が中心である。

肉筆浮世絵は、注文して制作するもので、六曲の屏風に描かれた唐子遊図屏風などは、どんな人がこれを注文したのだろうと、想像力を刺激される。版本ではよくお目にかかる丹下だが、肉筆絵はなかなか見る機会がないので貴重。祐信の影響をうけつつも独自の画風を展開したという説明であった・

天王寺での月1回の勉強会のあと、谷町線で歴史博物館に移動。近い。偶然にもギャラリートークの時間が迫っている。こりゃ幸いと喜んでいたところ、私を呼びかける人が・・・。

水田紀久先生だった。相変わらずお元気そうであった。今年で89歳におなりのはずだが、歩き方も、話し方も実にしっかりされておりました。先生から、ギャラリートークの学芸員岩佐さんも紹介していただくことになるとは、ラッキー、ラッキー。

印象に残ったのは門人の蔀関月の商山四晧図。中井履軒と福原五岳の賛があるもの。これは浮世絵というよりも、水墨画であったが、蔀関月と懐徳堂というのは、なるほど面白いテーマである。さがしてみると、『フィロカリア』という大阪大学の芸術学・芸術史講座が出している雑誌に論文があった。後日見ることにする。
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