2016年12月21日

書籍文化史18

 悉皆といえば、高木浩明氏「古活字版悉皆調査目録稿」の連載が8回目となる、『書籍文化史』18号。年末恒例となったが、もう18号か。鈴木俊幸さんが科研で出し続けている書籍文化に関わる論考をあつめた研究誌である。18号ということは1999年に第1号を出したということか?それならば奇しくも岩瀬文庫悉皆調査開始と同じころということになる。勉誠出版の『書物学』は、本誌のマインドから生まれた雑誌よなあ。ともかく、このごろの書物学ブームに火を付けた立役者が鈴木さんであることは間違いない。
 その『書籍文化史』がある時から、やたらに分厚くなる。それも道理、100頁を超えようと言う高木氏の古活字本の悉皆調査目録の連載が開始されたからである。どういう方なのかと思っていたが、何年か前に立命館大学でお会いして、結構お若いので吃驚したものである。これまた強固な志がないと、やろうとは思わない一大事業ではないか。
 悉皆といえば鈴木さんの書籍関係論文目録も果てしない。この仕事には何度もお世話になっている。またページを繰るだけでも、書籍文化研究の推移を感じ取ることができる。まことに、塩村・高木・鈴木の三人は、悉皆者!・・・ですね。
*追記:間違いを高木さんからご指摘いただきましたので、タイトルと文章を改めました。
posted by 忘却散人 | Comment(1) | TrackBack(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
感心?、関心?いただき有難うございます。
20点でしたが、成城大学図書館の古活字版も本日無事に「悉皆」調査が完了しました。
ところで、『書籍文化史』は今回で18集、それから小生見かけによらず年寄りです。
Posted by 高木浩明 at 2016年12月21日 17:49
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