2017年02月09日

『近世文学史研究』

 ぺりかん社から『近世文学史研究』というシリーズが刊行される。全3巻完結。17世紀・18世紀・19世紀を、それぞれ数名で論じるという形になる。ぱっと見、『江戸文学』後継誌風の装丁だが、雑誌ではない。
第1巻の「十七世紀の文学 文学と歴史・思想・美術との関わりを通して」がこの1月に刊行された。監修は鈴木健一さん。以下私の独断的なまとめ方だが、歴史学からの提言を高埜利彦さん、絵画と和歌を主題として鈴木健一さん、医学と文学を主題として福田安典さん、芭蕉の編集力を主題として佐藤勝明さん、刊行軍書から西鶴を読む井上泰至さん、17世紀の浄瑠璃制作方法について黒石陽子さん、そして近世文学史の連載を木越治さん、という、第一線の方々が並ぶ。内容について、もうすこしちゃんとした説明をしなさいという声も聞こえないではないが、ともあれ店頭でご覧下さい。電子書籍もあるようだ。
 このシリーズは6月に18世紀、11月に19世紀が出る予定で、それぞれ私とロバート・キャンベルさんの監修となる。かなり前から準備をしていたこともあり、18世紀の原稿はそこそこ集まっているようである。17世紀に負けない論客を揃えましたぜ。17世紀同様、学際的な線で考えているので、日本史・思想史・美術史・芸能史からの論考もお願いしているところである。たぶん春の学会会場には並ぶのではと思う。
posted by 忘却散人 | Comment(0) | TrackBack(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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