2018年02月20日

「みんなで翻刻」のすごい現況

 おはようございます。本日国会図書館関西館で、「司書と研究者のための日本関係資料研修」の一環として「くずし字学習支援アプリKuLAの挑戦」と題する特別講義を行います(一般公開、ただしすでに締め切っていますが)。その準備で、久しぶりに、クラウドソーシングとして注目を浴びている「みんなで翻刻」のサイトに行ってみました。登録だけしていましたが、はじめて翻刻も1文字だけやりました。(いままで古地震研究会が翻刻して見本として掲載していたものの1頁めの1字を修正)。これにKuLAの開発者橋本さんが「あっぱれ」をくれました。
  さて、「みんなで翻刻」はKuLAと完全連携していますが、「みんなで翻刻」に組み込まれたKuLAは「くずし字学習の基本」と「テスト機能」が、地震史料翻刻用にバージョンアップされています。前者は3部構成になって内容も歴史資料向けに増補、後者は続け字のテストもあり、パワーアップしています。実は私も昨日気づいたんですが(笑)。これはいずれスマホ版にも反映されるでしょう。そして、みんなで翻刻の現在を、コピペしますと、
現在の進捗(日次更新)
総入力文字数 3816851文字
(+14932文字)
翻刻完了画像 5198/6919枚
(75%, +32枚)
翻刻完了史料 410/470点(+1点)
参加登録者数 3836人

です。なんと400万字になろうとする翻字。ひとりで何十万字も翻刻している方もいます。400万字って原稿用紙1万枚ですよ!。1冊の厚めの本でいえば、50冊分です。こんなことは全く予想されていなかった。みんなで翻刻が公開されてまだ1年少し。みんなの力はすごいですね。古地震研ではもう出す史料がないという嬉しい悲鳴。ここは国文研などのオープンデータで翻刻のないのをここにアップしていけばいいのではないでしょうかね。仕組みをつくるのがむずかしいかもしれませんが、是非やっていただきたい。
 そして、みなさんも、是非「みんなで翻刻」をのぞいてみてください。
posted by 忘却散人 | Comment(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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