2018年07月08日

博多演劇史

狩野啓子・岩井眞實編『武田政子の博多演劇史 芝居小屋から』(海鳥社、2018年6月)が上梓された。
帯文をそのまま挙げる。「芝居小屋からみた博多演劇史。3代続いた芝居どこ(芝居小屋)との関わりを通し、明治・大正・昭和の博多の演劇を綴る。芝居小屋の空気、興行の仕方、劇場の変遷、芝居の面白さ……。時代と芝居を切り結ぶ貴重な証言」。
狩野さんは、九州大学の先輩で近代文学専攻。岩井さんは早稲田ご出身で演劇専攻。狩野さんは久留米大学教授。岩井さんは少し前まで福岡女学院で教鞭をとっておられた。狩野さんとは学海日録の編集チームメンバーとしてご一緒し、岩井さんには一方的にいろいろなことをお願いしてきたという関係。本書は、博多の演劇興行に深く関わった祖父と父、そして自身の体験を元に、芝居への愛と、客観的で冷静な分析力を併せ持つ武田政子氏の研究ノートを元に編まれた魅力的な一書である。

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