2019年04月12日

『三獣演談』について

 いくつか前のエントリーで『三獣演談』の翻刻を刊行したという報告をしたが、それは是非欲しいという方も本日時点で現れなかったわけですが、少しずつ押し配りしている次第である。明日4月13日(土)は、京都近世小説研究会で、この象と牛と馬の鼎談というスタイルの本書について、報告する予定。題目は「『三獣演談』について」です。
 例によって「奇談」書のひとつで、文学史的位置は重要なんだが、ほとんど知られていない。
 研究会だが、今年度から、場所が京都府立大学になるということである。15:30分から、稲盛記念館2F会議室。
 報告内容は空っぽなので告知するのも気が引けるのですが、このブログが研究実績のメモがわりとなるので書いています。お許し下さい。
 なにか享保十四年の象の来日についてご存じの方は教えてくださいませ。もちろん研究会では、せめておみやげにってことで、翻刻『三獣演談』を配布します。
posted by 忘却散人 | Comment(2) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
https://kuir.jm.kansai-u.ac.jp/dspace/bitstream/10112/8261/1/KU-0400-20140331-25.pdf

上記は、ベトナム国家大学ハノイ人文社会科学大学のファン・ハイ・リン先生の論文です。関連のご発表をうかがったことがあります。
ただし、象は、享保13年とありますので、私の勘違いでしたらご放念を。
リン先生は、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%AC
という、昨年亡くなられた著名な歴史家のご令嬢でもあり、ベトナムを代表する日本研究者のお一人かと思います。日文研ともご縁が深いです。
桃木至朗さんがよくご存じでしょう。
たまたま見かけたので。お役に立てば幸いです。
Posted by 荒木浩 at 2019年04月19日 14:57
荒木先生、ご教示ありがとうございます。これは驚きました。というのは、リンさんの論文で、2018年に出た「前近代ベトナムにおける象の国家的管理と象貿易」(専修大学古代東ユーラシア研究センター年報」4)という論文を木場貴俊さんから教えていただいていたのですが、もう1本あったのですね。非常に参考になります。リンさんとは日文研と、たしか東京でもお会いして、ちょっと言葉を交わしたことがあるのですが、まさか享保14年の象について、こんなに調べていらっしゃるとは!(渡来自体は13年ですから、同じ時のはなしです)。日文研の研究会にお誘いいただいたからこそのご縁です。
Posted by 忘却散人 at 2019年04月19日 16:23
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