2019年12月14日

「じんもんこん」に出かける

「人文科学とコンピュータシンポジウム」、愛称?「じんもんこん」が、自宅の近く、立命館大学大阪いばらきキャンパスにやってきた。これは、ちょっと覗いてみようと、会費前払いをしていたので、午後から出かけた。自宅から30分あまりで到着。はじめてきたキャンパスだが、ものすごく立派で驚いた。そして情報系というか、我々の業界の学会のスタイルとは違っていて新鮮だった。
 このシンポジウムは2日間行われるが、今日の午後は、まず国立歴史民俗博物館企画のセッションで「若手研究者によるCH」。CHというのが何なのか、いまいちわからないのだが、{コンピュータとヒューマニティーズ?)8人の若手研究者のプレゼンが行われた。国文学専攻の院生もいて、近代短歌テキストのデータベース化について発表したが、さすがにこれはわかりやすかった。
 企画セッションということだが、若手をほめあげて、育てる雰囲気が横溢していて、ほんわかした雰囲気である。これなら若手も安心して発表できる。若い学問だから、それでいいのではないかなと、まあ思いましたが。若いというより、文理を繋ぐ学問というべきだろうか。人文系の研究者がデータベースを作ろうとする場合と、情報系研究者が人文系が必要とするデータを用いてシステムをつくる場合とがあり、多くはその協同である。
 休憩をはさんで、ポスター・デモの紹介が22件! なんと、プレゼン時間は一人わずか1分である。日本文学系の学会では見たことのないスタイル。「あとはデモで、あとはポスター発表で詳しく」という感じで皆さん終わる。毎回、同じテーマで発表している「常連」もいるようである。
 このデモ発表の中には、「くずし字」関係が2つあった。豊田高専のシステムは、加藤弓枝さんから教えていただいていたから知っていたが、大阪工業大学の「文字あわせマッチング」は知らなかった。情報科学の授業で学生が開発したらしいが、くずし字と通常標記の平仮名を、トランプの神経衰弱のようにマッチングさせるゲームによって、くずし字を覚えるという学習支援アプリである。KuLAのテスト機能に比べても遜色のない効果が得られたことを教えていただいた。指導した教員の横山さんは日本文学が専門で、実はむかし私の非常勤先での学生(TAをしてくれた)だったのだが、世界って狭いですね。このアプリは、大学内でしか使えないらしいのが残念であった。
 KuLA開発以来、デジタルヒューマニティー関係の人たちと知り合いが増えてきていたので、ここに来ても、顔見知りが多い。いろいろ頼み事や言づてなど、やるべきこともやれた。今日は、一足先に失礼したが、明日もまた午前中の文字認識のセッションを聞きに出かけるつもりである。(続きを書くかも・・・です)
posted by 忘却散人 | Comment(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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