2020年04月18日

オンライン授業(準備)に明け暮れる日々

 3週間ほど書いていなかった。そしてこの3週間で、新型コロナの感染が一気に拡大し、大学も対策に大わらわの状況が続いている。これまで経験したことのないオンライン授業を、自身で工夫しながら構築しなければならない。私をはじめとする教員は、あまり使ったことのなかった学内の授業支援サイトの使い方や、パワーポイントに音声を宛てて録音する方法や、双方向授業のためのオンライン会議システムを勉強している。いろいろな発見もあり、いい機会だと思って、私なりに勉強しているのだが、いまもって試行錯誤である。しかも、通信量の問題やプライバシーの問題、セキュリティの問題など、さまざまなふまえるべき情報も次々に入ってくる。一方でオンライン授業の工夫についてもネット上にいろんな体験談が載せられるようになった。情報が多すぎても消化しきれずに困る。またどんなにいい方法でも、受講する学生に平等に届けられるかという問題もあって、まさに四苦八苦の日々である。大人数の講義では、同時双方向は難しいし推奨もされていない。時限付きオンデマンドみたいな恰好である。
 わが勤務先では、通常通りの日程で授業が開始されたのでなかなか大変である。一応、4月中はオンラインで(連休明けに対面)と言われているが、いまの状況では、オンラインがいつまで続くかわからず、授業の組み立てをどうするか、非常に厳しい。緊急事態宣言が出てからは、図書館や研究室の出入りも一層厳しく制限される。学生は学内立ち入り禁止である。この中で授業を組み立てよ、といわれても、調べることぬきでは始まらない。そこで新たなミッションが生まれる。学生がネットだけでどれだけ調べ、発表できるか、ネット上の研究関係コンテンツについて、リサーチしなければならないわけである。中身ではなく、外側のことで非常なエネルギーを消費する。
 実際にやってみると、面白い部分もあるが、馴れないために不具合が起こることが頻繁にある。また学生も十分な通信環境が備わっていない場合、十全に対応できない。正直、Zoomなどで演習授業をやっていると、スマホで発表担当は厳しそうである。そういうトラブルに遭遇してはじめて手を打つということもあるわけだ。

 それはさておき、季節柄、新刊の研究書・報告書が次々に現れていて、ありがたいことに私の元にも送っていただいている。紹介すべきものが10点以上たまっているのだが、パラ読み→積ん読状態が続く。申し訳ない限りである。これから週末を利用して、少しずつ紹介していくつもりだが、毎日いろいろなことが起こるので、ちゃんとできるかどうかもわからない。しかし、とりあえず新学期のご挨拶ということで。

posted by 忘却散人 | Comment(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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