2022年12月25日

シンポジウム「古典の再生」参加申込開始

先にアナウンスしておりました、国際シンポジウム「古典の再生」のウェブサイトが完成しました。
https://kotensaisei.wixsite.com/website

日時 2023年2月11日(土)12日(日)の2日間。
会場は京都産業大学むすびわざ館(京都市下京区)
|主催|京都産業大学 外国語学部 盛田帝子
|共催|京都産業大学研究推進センター
|後援|日本近世文学会/絵入本学会/一般社団法人美術フォーラム21
*本シンポジウムは、京都産業大学国際共同研究推進支援プログラム及びJSPS科研費20KK0006の助成を受けたものです。
(なお私は科研の研究分担者です)
登壇者のプロフィール、プログラム、発表要旨は上記のサイトから確認できます。
どうぞ、ご覧ください。参加登録も上記のサイトからできます。対面でもオンラインでも是非おはやめにご登録ください。

土曜日は「再生する古典」をテーマにパネルディスカッション。
日曜日は「イメージとパフォーマンス」「源氏物語再生史」「江戸文学のなかの古典」をテーマに3つのセッション。
登壇者は20名超。

image.jpeg

古典の再生_4th裏.jpg

以下、趣旨文です。

現代まで伝えられている「古典」は、これまで、さまざまな時代の波にさらされたが、「古典」みずからがもつ力によって、あるいは「古典」に関わった人々の努力によって、その波を乗り越えてきた。「古典」は過去の遺物ではなく、つねに時代と交わって新たな意味を生成し、存在意義を示してきた。いったん消滅したかに見えたテキストが、鮮やかに蘇ることもあった。

「古典」というテキストは、常に再生しつづけている。ある時は別のテキストと融合し、ある時は別のテキストに引用され、ある時は海外の人々の手にわたって翻案され、ある時は二次的な創作物として新生する。古典研究者としてのわたしたちは、このような「古典の再生」の現場を何度も目撃してきた。「古典」を復元し、憧憬し、再発見し、再利用し、再創造してきた人々の営為から、わたしたちは多くを学び、「古典」を未来に繋ごうとしている。

古典はいかに再生されてきたか、古典をいかに再生すべきか。このシンポジウムでは、その歴史を振り返り、未来に向けて、私たちがなすべきことを、日本の古典を学ぶ海外の人々とともに、国際的な視野からも考えてみたい。

是非ご参加ください。お待ちしております。
posted by 忘却散人 | Comment(2) | TrackBack(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
飯倉洋一先生
ご沙汰致しております。
熊本大学の神野雄二です。
お伺い致します。
過日、国際シンポジウム|古典の再生 The Revival of the Classicsに、申し込みさせて頂きましたが、
その後、ご連絡頂いておりませんので、もしや、うまく申し込みができていないのではと、心配しております。
大丈夫でしょうか。
お教え下さい。
神野雄二
Posted by 神野雄二 at 2023年02月10日 10:49
神野さま

今、ご記載のアドレス宛にメールを送りましたが、なぜか送信できませんでした。プロバイダーに問題があるかもわかりません。参加登録も確認できませんでした。kotensaisei@gmail.comに連絡をお願いします。お使いのメールとは別のアドレスを使った方がいいかも知れません。
Posted by 忘却散人 at 2023年02月10日 11:03
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