14日・15日に行われた日本近世文学会春季大会は、20年ぶりに立教大学で。初日は、延広真治先生の講演「三遊亭円朝没後百二十五年に寄せて」。円朝の人生に即して、味のある、いつまでも聴いていたいような語り口でのお話。会場は魅了されていました。大学内の食堂で行われた懇親会、渡辺憲司さんが冒頭のあいさつ。会場校担当だった20年前は、手妻の出し物があったと思い出話。そこで用意していた手品のアイテムをどっかに落っことされたようで。今回は、渡辺先生だけでなく、70代、80代のベテランのお顔を多く見て、嬉しかった。私の若い頃に、脂ののりきったこの先生方に鍛えられたので。渡辺先生と思い出話がはずんだが、私が初めての学会発表をするという前日の懇親会のあと(たしか大阪だったと思うが)、渡辺さん、木越治さん、揖斐高さん、藤江峰夫さんなど7名の方がこれから麻雀をするんだが、一人面子が足りないということで、誘われたことがあった。2時間くらいやっただろうか、翌日の発表の司会は、渡辺さんと木越さんだったので、2度目のベルをちょっと鳴らさないでくれた。そんなことが、30数年前にありました。懇親会では、いろいろな方とお話できたが、久しぶりに、(近世らしく)、あっという間に料理がなくなる展開であった。開催校のM谷さんによると、通常の学会の1.4倍の量を用意されていたようだったが。
翌日は5名の方の研究発表。質疑応答が最近10分になったので、この部分が聞き応えあるようになってきたが、今回もそうであった。とくに漢詩の発表についての質疑応答、面白かった。昼休みには江戸川乱歩邸を見学。本屋との打ち合わせをはじめ、様々な情報交換の出来た会であった。秋はまたまた京都。今度は京都駅近くのR大学である。すぐ前にケンブリッジでの国際研究集会もあるということで(こちらに多くの発表者がいるという嬉しい悲鳴の報告があった)、秋季大会の発表者のあつまりが心配されている。若手ベテラン問わず、応募しましょう。さて閉会後は、近々海をわたって新天地に転職するYさんの壮行会を少人数で行い、大いに盛り上がったのであった。
2025年06月17日
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